STAGE /ARCHIVES
演劇 1985-2020
2002年ホリプロ製作
演出家宮田慶子さん、ホリプロさんからまたお話をいただきました。
イギリスの脚本家マイケル・フレイン作のお芝居の裏と表を描いた爆笑喜劇!
三幕構成の物語。
一幕は明日が初日だというのにまだ何もできてない『ナッシング・オン』というお芝居の舞台稽古。
二幕は初日から一月後の舞台裏。
三幕はさらに二ヶ月たったお芝居の本番中。
登場人物は
お手伝いミセス・クラケット役を演じる
大女優ドッティ・オトリー
榊原郁恵
不動産会社勤務ロジャー・トランプルメイン役を演じる
男優ギャリー・ルジャーン
近藤芳正
国税庁勤務ヴィッキー役を演じる
若手女優ブルック・アシュトン
加藤貴子
劇作家フィリップ・ブレント役とアラブのシーク役を演じる
男優フレデリック・フェローズ
相島一之
劇作家夫人フレイヴィア・ブレント役を演じる
女優ベリンダ・ブレア
筒井真理子
泥棒役を演じる
老俳優セルスドン・モープレイ
鶴田忍
演出家ロイド・ダラス
吉田鋼太郎
舞台監督ティム・オールグッド
福本伸一
舞台監督助手ポピー・ノートンテイラー
宮地雅子
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
楽しいメンバーでした!
こんちゃんとみやじは劇団の仲間。
福ちゃんはラッパ屋。
鋼太郎さんは劇団東京壱組。
ラッパ屋も壱組も東京サンシャインボーイズととても近い劇団でした。
ラッパ屋にはあいじまも小林隆も出演。
壱組には西村まさ彦が出演。
鋼太郎さんとも福ちゃんとも昔からよく飲んでいました。
そして
郁恵さん、第三舞台の真理子、たかちゃん、俳優座養成所最後の期のダボさん!
よく飲みました。
お芝居はわがままで自分勝手な役者たちといい加減で女に手が早い演出家が巻き起こす舞台裏のお話しなんですが、マイケル・フレインの脚本がすごい!
無茶苦茶良くできているというのか全て数学の計算式みたいにハマっていくのです。
一幕、二幕で降っていたことを三幕で回収するのですがどうしてこれでお客さんが大爆笑するのか演じてる僕らがよくわからない感じ。
悪意さえ感じてしまう脚本でした。
しかしコメディは楽しい。
伊藤四郎さんがおっしゃいます。
コメディには全てが入っている。
死ぬまでコメディをやりたいな。
【公演日程】
東京公演 9/3~15 ル・テアトル銀座
大阪公演 9/22・23 シアター・ドラマシティ
北九州公演 9/28・29 小倉市民会館