STAGE /ARCHIVES
演劇 1985-2020
2000年6月パブリックシアターで公演 ホリプロ作品。
あいじま38歳の時、初めて商業ベースの作品に出演しました。
主演 村上里佳子
そして
佐々木蔵ノ介
大沢健
高畑淳子
中村メイコ
あいじまを含めて6人芝居。
そして
演出 宮田慶子
20歳で演劇を始めてそれまでずっと小劇場でお芝居をしていました。
’98年にオンさん(宮田慶子さんのこと。僕らは親しみを込めてオンさんと言います)と出会いました。
この作品もオンさんが声をかけてくれました。
あいじまは東京サンシャインボーイズという劇団で作演出主催の三谷幸喜と芝居をしていたため、ありがたいことに三谷が僕ら劇団員に役を書いてくれていました。これを業界用語で「あてがき」と言います。
(それは俳優にとってとてもとても幸福なことなのですがそれはまたいつかお話しします。)
自分のために書いてくれるわけですから、当然日本人の役になります。
今回の『パーフェクト・デイズ』の登場人物は当然外国人。日本で「翻訳劇」と呼ばれているジャンルの作品です。
あいじま、最初の頃翻訳劇になかなか馴染めず苦労した記憶があります。
その昔、新劇の先輩たちは鼻にパテをつけて外国人を演じていた、そんな時代もあったのですね。
物語は
自分は女として賞味期限切れなのか?という葛藤を抱えた40歳目前の女性のドタバタとした奮闘をコミカルにおしゃれに描いていきます。
主人公はロンドン在住のカリスマ美容師バーブス。テレビでも活躍してるし傍目からみたら順風満帆。しかし本人は40歳目前に何かやり残したことがあるような気がして…「それって子供を産むこと?」
そこから彼女は大奮闘。別居中の旦那を呼び出してみたり、親友のゲイの美容師に「あなたの精子をちょうだい!」って頼んだり…あげく旦那の姉(自分の親友でもある)の隠し子と恋仲にんってしまったり。
りかこがかっこよかった。
あいじまの役は別居中の旦那。バーブスが自分は子供が欲しいと呼び出して相談しようとする時に、僕に新しい恋人ができたよと報告する間の悪い人でした。
よくみんなで飲んだな。
健ちゃんの家にあつこねえと転がり込んだりもした。
健ちゃんの美空ひばりのカラオケ最高でした。
【公演日程】
2000/6/10〜6/28 世田谷パブリックシアター
7/7〜8 名古屋市民会館・中ホール
7/13〜15 大阪 シアター・ドラマシティ
7/17 仙台 イズミティ21大ホール