STAGE /ARCHIVES
演劇 1985-2020
ミュージカルの古典。日本で一番最初に上演されたミュージカル!
1963年に初演。その時のキャストは
イライザ 江利チエミ
ヒギンズ教授 高島忠夫
ピッカリング大佐 益田キートン
ドゥーリトル 八波むと志
ヒギンズ夫人 京塚昌子
フレディ 藤木孝
ピアス夫人 浦島千歌子
ゾルダン・カーパシー 山茶花究
アインスフォードヒル夫人 深緑夏代
トランシルバニア女王 内吹美砂
オールドファンにはたまらない名前が並びます。スターを喜劇人たちが支えていたのですね。一瞬しか出てこないカーパシーに山茶花究なんか持ってくるところなんざ東宝のやる気を感じます。
このマイ・フェア・レディはイギリスの脚本家バーナード・ショウのピグマリオンを原作にして結末をハッピーエンドに変えたものです。もとの物語がしっかりしているからお話しが面白い。だからミュージカル専門の俳優ではないあいじまもとてもやりがいと楽しさを感じました。僕からしたら益田キートンさんが長年やられていた役を演じられるなんてなんと光栄なことか!
フランケンシュタインとは真逆。まず物語がしっかりしていてそこに劇中歌が入る。フランケンは歌、楽曲そのものがストーリー。
マイ・フェア・レディはクラシカル・ミュージカルと呼ばれる古典なのだとみんなから教えてもらいました。
それにしてもナンバーがいい!最高!だから50年も愛されて来たんだなと納得します。一度聴いたら忘れられないナンバーたち。参加しているだけで楽しかった!
演出はG2さん。僕と同じ世代で関西の小劇場ブームを引っ張ってこられたお一人です。G2さん、演出を引き受けるにあたり、これからあと50年、息長く観客のみなさんに愛されるようにご自分で新しく翻訳しなおして作品に臨まれました。
イライザは朝霞まなとさんと神田沙也加さん!
ヒギンズは寺脇康文さんと別所哲也さん!
ワッキー(寺脇康文さん)とは「オケピ」、「コンフィダント」以来3度目の共演。ワッキーと呼ぶのはあいじましかいないみたい。ワッキーとの付き合いはフジテレビの連続ドラマ「板橋マダムス」からもう20年以上。これからもよろしくね!
ひとみちゃん(春風ひとみさん)ともよく話しました。ひとみちゃんは宝塚退団後一から新劇を学び直した、どちらもできるスーパーウーマンです。あいじまも大好き!
【公演日程】
2018/9/16~30 東急シアターオーブ
2018/10/6~7 久留米シティプラザ・ザ・グランドホール
2018/10/10~11 広島・上野学園ホール
2018/10/19~21 梅田芸術劇場メインホール
2018/10/24~25 愛知・日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
2018/10/31~11/1 大分・iichiko総合文化センターiichikoグランシアタ